ボラが出世魚だってご存知ですか?

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

魚には地方によって違う呼び名があったり、大きさによって呼び名が変わる魚がいます。

大きさによって呼び名が変わる魚を「出世魚」と呼び、代表的な魚はブリが有名です。

他にも出世魚はたくさんありますが、なんと身近な魚であるボラも出世魚だったのです!

出世魚とは

出世魚とは稚魚から成魚までの成長段階において呼名が変わる魚のこと。

ブリやスズキが出世魚の代表で、他にもマイワシやコノシロなども出世魚です。

以前、出世魚ブリの記事も書いたので、興味のある方はぜひご覧ください!

出世魚代表「ブリ」の呼び名がありすぎて面白い

ボラとは

全長80cm以上に達するが、沿岸でよく見られるのは数cmから50cmくらいまでである。体は前後に細長く、断面は前半部で背中側が平たい逆三角形、後半部では紡錘形である。背びれは2基で、前の第一背びれには棘条が発達する。尾びれは中央が湾入する。上下各ひれは体に対して小さく、遊泳力が高い。体色は背中側が青灰色-緑褐色、体側から腹側は銀白色で、体側には不明瞭な細い縦しまが数本入る。ボラ科魚類には側線が無い。

鼻先は平たく、口はそれほど大きくない。唇は細くて柔らかく歯も小さいが、上顎がバクの鼻のように伸縮する。目とその周辺は脂瞼(しけん)と呼ばれるコンタクトレンズ状の器官で覆われる。ボラ科の近縁種で、同じく大型魚となるメナダとの区別点の一つはこの脂瞼の有無である。

引用:Wikipedia

釣り人にとってはなじみの深い魚であるボラ。

静岡県では港や河川で大量に群れている姿を見ることのできる魚で、ときおり大きくジャンプする姿を見ることができます。

あえて専門で狙う釣り人は数少ないかもしれませんが、遠州灘では秋から冬にかけて風船釣りという独特の仕掛けでボラを釣る釣り方があり、ハリスにシモリ玉をセットすることで中層を風船のように漂うのが特徴の仕掛け。

外洋を回遊しているボラは臭みがなくとてもおいしい白身で、卵は高級珍味のカラスミに加工されます。

ちなみにボラを漢字で書くと「鯔」と書くようですよ!

出世魚ボラの呼び方

なんとボラはブリやスズキと同じ出世魚だったのです。

しかも地域によって呼び方が異なるので、それぞれ見てみましょう!

関東

オボコ → イナッコ → スバシリ → イナ → ボラ → トド

関西

ハク → オボコ → スバシリ → イナ → ボラ → トド

高知

イキナゴ → コボラ → イナ → ボラ → オオボラ

東北

コツブラ → ツボ → ミョウゲチ → ボラ

ブリやスズキと同じように標準の呼び名が出世の最終形態かと思いきや、なんとボラの上が存在するとは驚きです。

段階も4~6段階と細かく呼び名が変わることも驚きですね!

ボラが言葉の語源になっている?

調べてみるとそれぞれの呼び方にエピソードがあることがわかりました。

オボコ

オボコは子供などの幼い様子や、可愛いことを表す「おぼこい」の語源となっており、「未通女」と書いてオボコと読んで処女を意味していた。

イナ

イナは若い衆の月代の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことから、「いなせ」の語源とも言われる。「若い衆が粋さを見せるために跳ね上げた髷の形をイナの背びれの形にたとえた」との説もある。

トド

トドは、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。

今では食卓に並ぶことはほとんどないボラですが、昔は日本人になじみの深い魚であることが伺えますね!

シーバスフィッシングの世界でよく言われるハクパターンやイナッコパターン。

なぜそのような呼び方をするのか今まで疑問でしたが、今回その疑問が解消されました!

大きさによる呼名の変化

出世魚と言ってもどの大きさから呼び名が変わるのでしょうか?

調べてみてもあまり情報が出てきませんでしたが、関東と関西だけ見つけることができました。

関東

オボコ ~10㎝

イナッコ ~?㎝

スバシリ ~15㎝

イナ ~30㎝

ボラ ~50㎝

トド 50㎝~

関西

ハク ~3㎝

オボコ 3~6㎝

スバシリ 10㎝前後

イナ ?~30㎝

ボラ 30~50㎝

トド 50㎝~

この情報が確かなものかわかりませんが、50㎝以上をトドと呼ぶのは間違いないようです。

ボラが大きく跳ねる理由

釣りをしている人は見たことがあると思いますが、ボラは頻繁に水面からジャンプします。

時には2m以上ジャンプすることもあり、サーファーやカヤックフィッシングをしている人に激突することもあるのだとか・・・。

実はボラが跳ねる理由はいまだに解明されていないようで、いくつかの説があるので少しご紹介します。

寄生虫を落としている

体に付いた寄生虫を落とすために大きく跳ね、自らの魚体を水面にたたきつけているという説。

確かにボラが跳ねるときはいつも「ドッパーン」と派手に着水しています。

水面のエサを食べている

水面の小魚や虫を食べるときに勢い余って水面から飛び出してしまうという説。

確かに水面のエサを追って跳ねてしまうこともあるかもしれませんね!

それにしては派手すぎる気もしますが(笑)

実際のところはボラに聞いてみないとわからないようです。

まとめ

ボラは言葉の語源になるほど、古くから日本人に馴染みが深く愛されてきた魚のようです。

身近な魚ですが、少し調べてみると面白いことがわかりますね!

最後までお付き合いありがとうございました。

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