マイラーチューンのやり方をわかりやすく解説!

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

ルアーの中でメタルジグやスピンテールジグはとても優秀なルアーですが、塗装が剥げやすいのが難点です。

剥げてしまったルアーは釣れない気がして使わなくなってしまって、ボックスの肥やしになっていることも多いと思います。

そこで、今回は塗装が剥げてしまったメタルジグやスピンテールジグを美しく、釣れる気がアップする方法を皆さんにご紹介します!

マイラーチューン

マイラーとはフライを作る時の材料の一つで、魚のウロコのような美しい輝きをしたチューブ状のフライマテリアルです。

そのマイラーをルアーの表面に張り付けることで、純正品にはない美しい見た目に作り替えることができます。

マイラーチューンのやり方

それでは順番に解説していきます!

必要なもの

  • マイラー(サイズLまたはXL)
  • 両面テープ20㎜前後
  • ウレタン
  • 瞬間接着剤
  • ハサミ、カッター、ウレタン乾燥用のスタンド

マイラーはCapsというメーカーが販売していてサイズがS~XLまでありますが、使うのはLかXLです。

価格は350~500円くらいで、カラーは一般的なピンク系に光るものからシルバーやゴールド、紫系などもあり、ご自分が気に入ったカラーを使っていただければOKです。

マイラーを切る

今回使うのはサーフの釣りでボロボロになったコアマンのパワーブレード。

マイラーチューブをルアーの全長より少し長いくらいにカットし中の芯を抜きます。

片面で1つ使うので、両側分で2つカットしましょう。

 

芯を抜いたらハサミで縦にカットしてシート状にします。

両面テープに張り付ける

シート状になったマイラーチューブを両面テープに張り付けます。

このとき注意が必要なのが、必ずマイラーチューブの内側だった方を両面テープと張り合わせてください。

マイラーにはクセが付いていて、逆に張り付けるとマイラーのクセのせいでルアーにきれいに張り付けることが出来ません。

ルアーに張り付ける

両面テープの裏紙を剥がし、ルアーに張り付けてください。

中心部分から外に向かってシワができないように引張りながら張り付けるのがコツです。

もしどうしてもしわになっていしまう場合、マイラーシートに切れ目を入れて重なるようにしても構いませんが、カットしないほうが仕上がりはきれいです。

 

片側を張り付けることが出来たら、余分なマイラーをハサミでカットします。

マイラーは硬くて剥がれやすいので、指で押さえながら慎重に作業を進めてください。

 

キレイにカットできるとこのような形になります。

切断面がすこしボコボコしていますが、多少の凹凸は後で治すことが出来るので大丈夫です。

 

反対側も同じようにマイラーを張り付けてください。

 

反対側も同じようにマイラーをカットします。余分なマイラーをカットするときは、少し重なるくらいでカットすることをおすすめします。

カットしすぎて隙間が出来てしまうと出来上がりが汚くなってしまいます。

 

この後コーティング作業に入りますが、塗料に漬けたときに両面テープが溶けたり縮んだりしてマイラーが剥がれてしまうことがあります。

また、マイラーがすこし浮いている部分があるので、マイラーのつなぎ目やルアーのアイの周辺はしっかり瞬間接着剤で固めてください。

浮いてしまっている部分は瞬間接着剤を流し込み、ノズルの先で押さえつけるとしっかりと密着させることが出来ます。

 

瞬間接着剤での固定が終わったら、目玉を取り付けます。

目玉のくぼみ部分はマイラーが浮いてしまっているので、カッターで切り込みを入れしっかり押さえつけてから瞬間接着剤で目玉を固定します。

今回はバスデイの目玉を買ってマジックで赤く塗って付けてみました。

ウレタンコーティング

今回使うウレタンはトーホーさんのウレタン。ドブ漬けを繰り返して表面をコーティングしていきます。

ドブ漬けの方法はアワビチューンと全く同じなので、そちらをご覧ください。

ルアーのアワビ張りチューンをわかりやすく解説!

ドブ漬けの回数は5~6回と厚めにコーティングするのがきれいに仕上げるコツです。

 

5回ほどコーティングしたら表面を#400番くらいの紙ヤスリで整えます。

マイラーの凹凸やつなぎ目の部分が平らになるように丁寧にヤスリ掛けしてしてください。

 

ヤスリ掛けが終わったら削りカスをきれいに落として、最後の仕上げコーティングを行います。

完成

最後のコーティングが乾燥したら完成です!!!

マイラーチューブ独特の魚のウロコのような美しい輝きは、水中でナチュラルながらも力強くアピールし、魚を誘い出してくれます。

マイラーチューンの注意点

マイラーチューンはボロボロになったルアーをきれいによみがえらせることが出来ますが、マイラーが分厚いため元のルアーのバランスが崩れてしまう可能性があります。

そのため、ミノーやトップウォーターなどのプラグにはマイラーチューンはお勧めできません。

メタルジグやスピンテールジグ、スプーン、ヘビーシンキングミノーなど多少バランスが変わっても影響が少ないルアーが向いています。

また、マイラーチューンはマイラーを貼るときに少しコツが必要です。

初めはうまくいかないかもしれませんが、何度も挑戦してコツを掴んでみてください!

まとめ

ボロボロになったルアーも補修することによって美しく生まれ変わることが出来ます。

もしボロボロになって使っていないルアーがあったら、マイラーチューンで蘇らせてみてはいかがでしょうか。

 

また今回使ったスピンテールジグはフックのセッティングによって大きく釣果が変わるルアーです。

ぼくが実践している釣果をUPさせる方法を紹介していますので、興味があればぜひそちらも覗いてみてください。

スピンテールジグをもっと釣れるようにするチューンはこれだ!

最後までお付き合いありがとうございました!

皆さんのフィッシングライフがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。

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