大型メバルの釣り方と生態。デカメバルはハードルアーだ!

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

 

3月には入り雨の日が多く釣りに行けない方も多いのではないでしょうか?

毎年3月というのは季節の変わり目で雨が多いですが、一雨ごとに春の気配が増してきますね!

そんな春の訪れを教えてくれるという意味の「春告魚」という漢字があてはめられた魚が「メバル」です。(関東、東海)

今回は春の大型メバルの釣り方をご紹介します!

 

メバルの行動パターン

メバルは秋から産卵のため岸近くに接岸し始めて、12~1月の真冬に産卵します。

産卵を終えると岩陰などに身を潜めてじっとして体力の回復をします。

その後5月くらいまで岸近くで生活し、水温が上がり始めると深場へと戻っていくのがメバルの行動パターンです。

春のメバルは釣りやすい

秋から春のシーズンのうちで、ぼくがもっとも大型メバルを釣りやすいと考えているのが「春」です!

秋から真冬は産卵に意識が集中しているため少し気難しくなっていることが多く、ルアーに反応しずらいことが多くあります。

真冬に産卵で体力を消耗したメバルは、泳ぎ回らずに岩陰や隙間に身をひそめて体力を回復しているのでルアーで釣るのは難しいです。

しかし2月も過ぎると、すっかり体力が回復したメバルは活発に泳ぎ回りエサを捕食し始めます。

その状態のメバルがもっとも釣りやすい状態のメバルです!

さらに早春になるとイナッコと稚鮎が大量に接岸し、メバルの格好のエサとなります。

メバルはそういった小魚を中心に捕食するのでルアーへの反応がとてもよくなり、釣りやすい状態です。

 

使うルアー

メバルというとジグヘッドとワームを想像する方が多いかもしれませんが、大型メバルはハードルアーのほうが反応がいい状況が多くあります。

活発に泳ぎ回りエサを追いかるメバルは食い気が立っていることがとても多く、そういったメバルには波動とアピールが強いハードルアーのほうが発見されやすいです。

また、ワームより飛距離が出るルアーが多く、遠くに飛ばした先で表層をゆっくり攻めることができるのもハードルアーの強み。

ジグヘッドを重くして飛距離を出しても、表層をゆっくり引いてくるのは難しいですからね。

 

ハードルアーの種類

メバル釣りで使われるルアーの種類は大きく分けて3種類。

  • ミノー
  • シンキングペンシル
  • トップウォーター

それぞれの特徴を簡単に説明します。

ミノー

メバル釣りではもっとも出番が多く、引くとブルブルと魚のような動きがでるアピールの強いルアーです。

フローティング(浮く)タイプとシンキング(沈む)タイプがあり、どちらも引くと潜ります。

様々な状況に対応することができ、風が強かったり波が高くても釣りをすることができるルアーです。

 

シンキングペンシル

ミノーと比べて動きが大人しく弱いルアーで、引くとふらふらと弱々しく泳ぐアピールの弱いルアーです。

シンキングなので巻かずにいるとどんどん沈んでいきます。

引き抵抗の弱いルアーなので、風が強いと風に押されてしまい釣りにならなくなってしまします。

 

【上級編】トップウォーター

全く沈まずに水面だけで誘うルアーで、引くだけではあまり動かず釣り人が操作してアクションさせる必要があります。

風が強かったり波が高い状況では釣りにくく、操作するのも慣れが必要なので中、上級者向きのルアーです。

ミノーやシンキングペンシルの操作に慣れてきたらチャレンジしてみましょう!

 

ルアーの動かし方

ミノーやシンキングペンシルは巻くだけでアクションしてくれるルアーですが、それだけでは釣れるメバルが限られてしまいます。

釣り人が引き方に変化をつけたりアクションを加えることで、メバルによりアピールすることができたり釣果を伸ばすことができるのです。

代表的な動かし方をご紹介します!

 

ただ巻き

棒引きとも呼ばれ、ただ一定のスピードで巻き続ける巻き方です。

もっとも基本となる動かし方で難しいことは一切なく、巻くスピードを変えたりしながらメバルの反応を探っていきます。

巻くスピードは2000番クラスのリールで2秒でハンドル1回転くらいのゆっくりとしたスピードが基本です。

ルアーが動いているのが感じられないかもしれませんが、そのスピードでもルアーはしっかりとアクションしています。

 

トゥイッチ&ポーズ

トゥイッチとは竿先でルアーをパンっパンっと弾くように動かすことで、ルアーは水中でトリッキーに魚が暴れるようなアクションをしています。

とてもアピールの強い動かし方で、メバルに強烈にルアーの存在をアピールできる動かし方です。

トゥイッチを2~3回ほど入れたらポーズ、巻くのをやめルアーを完全に停止させてメバルが食いつく隙を作ります。

ポーズの時間は3~5秒ほどで十分、アタリは手元にコンっと伝わってきたり竿先を引き込まれたりするので、すかさずあわせましょう。

 

ポンプリトリーブ

トゥイッチが強い動かし方なのに対してポンプリトリーブは少し弱い動かし方です。

竿先でルアーをグイっと引っ張るように動かし、その後ポーズを入れて食わせの隙を作ります。

ルアーを引っ張る強さは基本弱めで、竿先にプルプルとルアーの動きを感じられる位です。

引っ張る距離は1mくらいを基準に、短くしたり長くしたりご自分の好みや状況に応じて調節してください。

 

【上級編】ドリフト

ドリフトは上級テクニックで、熟練の釣り人でも使いこなせる人は少ないのではないでしょうか。

潮の流れにルアーを乗せてほとんど巻かない釣り方で、メバルがいるであろう所にルアーを流し込んでいく釣り方です。

上手くいけばとても食わせ能力の高い釣り方で、普通の釣り方では釣れないメバルもドリフトなら仕留めることができます。

この釣り方をマスターするためには、潮の流れを把握しその日そのポイントでどこにメバルが居るのかを理解する必要があります。

難易度がとても高いので、慣れてきたらチャレンジしてみましょう!

 

基本的には「ただ巻き」「トゥイッチ&ポーズ」「ポンプリトリーブ」を押さえておけば全く問題ありません。

ルアーの色

ルアーには様々なカラーがあり、買うときに迷ってしまうことも多いと思います。

ここではメバルに特に実績のあるクリアカラーをご紹介します!

 

クリアカラー

メバル釣りには無くてはならないカラーがクリアカラーです。

夜釣りなのにクリア?魚から見えないのでは?と思われるかもしれませんが、メバルは見ての通り目が大きくとても目がいい魚です。

そのため、クリアカラーでも十分に発見して食ってきます。

目がいいので、普通のキラキラした魚系のカラーでは見切られてしまうこともあるので、クリアは必須です。

また、クリアカラーでもルアーの内部に夜光玉が入っているカラーがあります。

クリアのナチュラルな食わせ能力を残しつつ、夜光玉でアピール力が上がっているカラーなので、そちらもおすすめです。

 

ただし、クリアカラーだけ持っていればいいというわけではありません。

状況によって反応のいいカラーは変わるので、クリアカラー以外にもナチュラルな魚系や白などのソリッド系も用意してローテーションさせることをおすすめします。

 

狙う場所

メバルは根魚と呼ばれることがあるように水中の「根」に身を隠しています。

根というのは岩礁帯、海藻、岩の隙間、テトラポット、堤防の壁などで、日中はそういった根に隠れていて、暗くなると表層か~中層までエサを求めて上がっていきて、回遊を始めます。

メバル釣りで狙うのはそういった根の周辺やメバルが回遊しやすい潮通しのいいポイントです。

代表的なポイントはこちら

磯場

水中にはたくさんの起伏があり海藻が生えていたりと、メバル釣りでは一級ポイントです。

メバルが身を潜めることができる場所が無数にあります。。

 

ゴロタ場

大きな石がゴロゴロとしていて、水中も起伏に富んでいます。

ゴロタ場は潮通しがいいことが多く、エサも豊富でメバルがエサを捕食するには格好の場所です。

 

テトラ帯

テトラポットにはたくさんの隙間や穴があり、魚が身をひそめる場所が無数にあります。

また、テトラポットが設置される場所は潮通しがいいエリアが多く、大型のメバルが回遊しやすいポイントです。

 

外洋に面した堤防

外洋に面した堤防は潮通しが良く、メバルが回遊しやすいポイントです。

また、堤防は潮の流れが複雑にぶつかり合っていいることがあり、そういった潮の境目の「潮目」は絶好のポイントになります。

 

釣りをするときの注意

夜、磯場やゴロタ場に行ったりテトラポットの上で釣りをするのは、どうしても危険が付きまといます。

スパイクシューズやライフジャケットなど、安全装備をしっかりして釣りをしましょう。

 

まとめ

 

大型メバルを釣るためにはハードルアーを使うのが近道です。

またハードルアーで釣ることはワームで釣るのとは違った面白さや感動があります。

ぜひ皆さんもハードルアーで大型メバルをキャッチしてください!

 

最後までお付き合いありがとうございました!

皆さんのフィッシングライフがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。

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