寄生虫アニサキスを死滅させる方法

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

「サバ」この魚は日本人にとってなじみの深い魚ではないでしょうか。

そんなサバに潜む危険のひとつが寄生虫「アニサキス」

アニサキスがそのまま人間の体の中に入ると吐き気を伴う激痛に襲われます。

今回は危険生物アニサキスを死滅させるて安全に魚を食べる方法をご紹介します!

アニサキスとは

袋形動物門線虫綱回虫目アニサキス属に属する寄生虫の総称。クジラ,イルカなどの腎臓や胃に寄生するが,幼虫はイカ,アジ,カツオなどの肉の中にいることがある。このため,上記の魚を生食することで人体にも寄生することがあり,胃障害,虫垂炎などを起していた症例も報告されている。

引用:コトバンク

写真に写っている白い糸のようなものが寄生虫「アニサキス」。

引用にも載っているようにアニサキスの成虫はクジラやイルカの腸管に寄生し卵を産みます。

宿主であるクジラ・イルカから排出されたアニサキスの卵は孵化し、オキアミといった甲殻類に寄生し成長します。

さらに、寄生された甲殻類を食べた魚類やイカ(中間宿主)などに寄生し、内臓などでさらに成長。

中間宿主が最終宿主であるクジラ・イルカに捕食させると、消化管から体内に侵入し成虫となります。

人間では成虫になれないため、数日で死ぬか排泄されるようです。

アニサキスが潜んでいる魚でもっとも有名なのが冒頭ででてきたサバですが、寄生されているのはサバだけではありません。

中間宿主である甲殻類を捕食する魚はアニサキスが寄生している可能性があるのです。

アニサキスの中毒

アニサキスが人間の中に入ってしまうと発症してしまうのが「胃アニサキス症」。

胃の中に入ったアニサキスは2~8時間の潜伏期間を経て胃の壁に食いつき頭を突っ込みます。

それによって起こる吐き気や激痛が胃アニサキス症です。

痛いのを我慢してほっておけば死滅する場合が多いですが、まれに腸に到達したり腸壁を超えて体内に侵入して大変な事態になることもあるそう。

症状が出たらすぐに病院に行きましょう!

内臓だけではない

アニサキスは魚の内臓に寄生しているから身は大丈夫!と思っている方もいるかもしれません。

実はアニサキスが寄生しているのは内臓だけではない場合があります。

なんと、宿主である魚が死ぬと内臓から筋肉(身)へと移動するのです。

また、初めから身に寄生している場合もあるため、内臓を取り除いたとしてもアニサキスの脅威は取り除くことはできません。

アニサキスの予防法は?

アニサキスの食中毒をなくして魚を安全に食べるにはどうすればいいのでしょうか?

対処法はいくつか存在します。

確実に火を通す

アニサキスは熱に弱く60℃で1分、70℃以上で瞬時に死滅します。

焼き魚や煮つけ、フライなど確実に中まで火を通すことでアニサキスの脅威を確実になくなります。

この方法が一番確実かもしれません。

冷凍する

アニサキスは低温にも弱く、冷凍することで死滅させることができます。

厚生労働省では-20℃以下で24時間でアニサキスが死滅する明記されていますが、家庭用冷凍庫は-20℃に達しないものがほとんどです。

じゃあ冷凍はダメじゃんと!とツッコミが飛んできそうですが、実は-20℃以下でなくてもアニサキスは死滅するそうです。

アニサキスの研究資料によると、アニサキスは-3.5℃~-8℃で死滅するとのこと。

家庭用の冷凍庫は-18℃まで下がるので、死滅させるには十分な温度です。

24時間で死滅するとのことですが、身の中に入ったアニサキスを確実に死滅させるために48時間以上冷凍するのが間違いないでしょう。

ただし、冷凍庫に食品がパンパンに詰まっていたり、冷凍庫の開閉が激しいと温度が下がりきらないことがあるので注意が必要です。

冷凍するときは金属のバットに乗せると金属が熱を奪っていくので、確実に冷凍することができますよ!

目視で取り除く

魚に寄生しているアニサキスは目で見えるサイズなので、捌いている際や食べる際に目視で確認を行いましょう。

もしアニサキスが寄生していたら一部分だけ白くなっていたり、トグロを巻いているのが見えるはずです。

しかし、この方法ではすべてのアニサキスを確実に取り除くことはできないかもしれません。

細く切る

アニサキスはとても弱い生き物で、少しでも傷がつくと死んでしまいます。

そのため、刺身で食べる場合は細く切ったり飾り包丁を入れるのが効果的です。

イカを細く切ってイカそうめんにするのは、もしアニサキスがいても安全に食べられるようにという工夫なんですね!

間違った方法

アニサキスを死滅させる方法をご紹介してきましたが、世の中には間違った方法が出回っているので注意が必要です。

  • 塩で〆る
  • 酢で〆る
  • 醤油を付ける
  • ワサビを付ける

これらはすべて間違った方法です!!!

塩で〆ても酢で〆ても醤油を付けてもワサビを付けても、アニサキスは死滅しません!

全てのアニサキスを確実に死滅させる方法は、加熱か冷凍しかありません。

全ての魚が危険なわけではない

ここまでアニサキスの脅威と死滅させる方法をご紹介してきましたが、すべての魚にアニサキスが潜んでいるわけではありません。

アニサキスが寄生しやすい魚とそうでない魚が居るようです。

サバ・タラ・天然鮭・スルメイカ・ホッケ・アンコウ、あたりはアニサキスが寄生している可能性が非常に高いとのこと。

逆にアニサキスがほとんど寄生していない魚はこちら。

マダイ・イサキ・キンメダイ・マグロ・養殖魚全般。

魚が普段食べるエサやその量によって寄生のしやすさが変わってくるようです。

養殖魚に限ってはしっかりと管理された生け簀で、しかも人工のペレットと呼ばれるエサを与えられているので、アニサキスの危険はほとんどありません。

日本人が大好きなサーモンやマダイのお刺身はほぼすべてが養殖ものなので、これからも安心して召し上がってくださいね!

また、魚屋さんが刺身用として販売しているものはプロがアニサキスの危険がないと判断してのことなので、こちらも安心です。

まとめ

アニサキスはとても怖い存在ですが、その対処法とどのように寄生しているかを把握していれば、大した脅威ではありません。

これからも美味しく魚を食べていきましょう!

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