知っておいたほうがいい!もちもち系ワームの気を付けるべき点。

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

 

ルアーフィッシングにおいてワームは、大小様々な魚を釣ることができる無くてはならない存在です。

海から淡水まで多くのアングラーが愛用していて、形や素材も様々です。

素材の中にはもちもち系と呼ばれる強い素材のワームがあり、他のワームと一緒に保存すると溶けてしまうことがあるのはご存知ですか?

せっかくのワームがダメになってしまう前に、どのワームが相性が悪くどのように収納すればいいのか、皆さんにご紹介します!

 

もちもち系ワームとは

ぼくらがワームと呼んでいるソフトルアーは、ポリ塩化ビニール(塩ビ)と可塑剤と添加物でできているものがほとんどです。

塩ビは縄跳びの縄などに使われるプラスチックで、可塑剤を加えることでやわらかさを調節しています。

可塑剤とはパッケージの中のワームに纏わりついているオイルみたいなやつです。

そこに塩や魚の好むアミノ酸などを加えてワームの形にしているのが一般的なワームです。

それと比べてもちもち系はエラストマーと呼ばれる素材を使っています。

エラストマー(elastomer)とはゴム弾性を有する工業用材料の総称で、自動車や電気産業における、塩ビ素材の代替えとして研究開発された素材。

「elastic(弾力のある)と「polymer(重合体)」を組み合わせた造語。

wikipediaより引用

エラストマーの利点

このエラストマー系の素材の特徴は素材のやわらかさ、大きな伸び率、高い引っ張り強度などがあり、ルアーにぴったりな素材と言えます。

引っ張ってもビヨーンと伸びてなかなか千切れない高い柔軟性を持っていて、針モチがとてもいいです。

とてもソフトな素材なのになかなか千切れないので、フグなどにかじられてもなかなか壊れません。

またカマスやタチウオなどの刃が鋭い魚を釣ってもワームが千切れることなく使い続けることができます。

塩ビ系のワームは一尾釣ると千切れて使い物にならないことがありますからね。

針を刺しなおしたり、使用済みのワームをまた使っても普通に使用することができるほど高い強度があります。

 

エラストマーの欠点とは

柔らかく強度の高いエラストマーですが、やはり欠点もあります。

それは、塩ビのワームと一緒に保管するとドロドロに溶けてしまったり変形してしまったりするところです。

 

エラストマー系ワームを長持ちさせる方法

エラストマー系ワームを長く愛用するためには塩ビのワームと一緒にしないことが重要です。

塩ビワームと一緒にならないための保存方法をご紹介します。

パッケージのまま保存する

売っているパッケージを捨てず、そのまま保存する方法です。

ほとんどのワームは袋の口がジッパーになっているので、繰り返し開け閉めできるようになっています。

塩ビ系ワームはパッケージに戻すことはあまりしませんが、エラストマー系ワームは繰り返し使えるのでパッケージに戻して問題ありません。

 

ボックスに入れる

パッケージで保存するとかさばってしまうのが気になる方や、ボックスでまとめて保存したい方もいると思います。

もしボックスで保存する場合は必ず仕切りで区切り、塩ビワームとエラストマーワームがくっつかないようにしましょう。

また、ワームを取り出す際やボックスに戻す際は入れる場所を間違えないように注意が必要です。

間違えると塩ビワームもエラストマーワームも使い物にならなくなってしまいます。

 

まとめ

エラストマー系のワームは保存方法さえ間違わなければ、長く使うことができ経済的なワームであり、魚の歯にも強くフグの猛攻を切り抜けられるのはエラストマー系だけの特徴です。

持っていると重宝するので、ボックスに忍ばせておいてはいかがでしょうか?

 

最後までお付き合いありがとうございました!

皆さんのフィッシングライフがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。

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