アジングのPEラインとエステルの使い分けとオススメラインを超解説

こんにちは!suuです!

寒くなるにつれてライトソルトルアーが面白くなってきます。メバルにカサゴ、カマスにアジなどが代表的なターゲットですね!

特に人気が高いのがアジを狙う「アジング」で、専用の道具が数多く発売されています。

中でもラインは細分化され、繊細なものや強度のあるものをルアーや状況に応じて使い分けられています。

ラインの種類

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ラインはナイロン、フロロカーボン、PE、エステルの4種類ですが、アジングの主流はPEラインとエステルラインです。

アジングにおいてPEラインとエステルラインは大きなメリットが存在するので、それぞれ順番に解説していきます。

PEラインの特徴とメリット

PEラインはナイロン、フロロカーボンと比べて3倍以上の直線強度があるため、ナイロンやフロロカーボンより細い号数を使うことができます。

また、PEラインは伸びがほとんど無いのでとても感度がよく、アジの繊細なアタリを明確に手元に伝えてくれます。

ナイロンラインが伸び率15~30%ほどに対して、PEラインが伸び率5%ほどと、ほとんど伸びません。

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PEラインは擦れと一瞬の衝撃に弱いので、それを補うためにショックリーダーを結ぶ必要があります。

リーダーの結束と聞くとデメリットのように感じますが、実はこれがかなりのメリットです。

釣り場や対象の魚に応じて太さを変えることができるので、様々な状況に対応ることができます。

例えば、豆アジ狙いならリーダーはナイロン製の0.4号にしたり、30cmを超えるようなギガアジ狙いならフロロカーボン製の1.5号にしたり、といった具合です。

PEラインのデメリット

PEラインは擦れに弱いので、テトラポットや障害物のきわを狙うときは注意が必要です。

擦れないようにラインをコントロールしたり、魚が掛かったら強引なやり取りが必要な場面もあります。

比重が軽いPEラインは風にあおられやすく、強い横風の時はラインが流されてコントロール不能になってしまうこともあります。

また軽いジグヘッドを深く沈めると一定の深さを引きにくくなります。

比重が軽くて水に浮くラインなので、深く沈めるとジグヘッドに対してラインが急角度になり、上に引っ張るような形になってしまうからです。

PEラインの出番は?

アジングでPEラインのメリットが活きてくるのは、2g以上のジグヘッドを使うときやキャロライナリグで遠投する場合です。

高い直線強度を活かして、重たいリグを遠投することができます。

特にキャロライナリグは10gを超えることも多々あるので、強度のあるPEラインは必須ですね。

おすすめPEライン

ぼくがオススメするPEラインはグローブライドの【月下美人 月ノ響Ⅱ】。0.3号で4.8ポンドの十分な強度があり、ピンク色でナイトゲームでも見やすい色です。

太さが0.15号~0.4号まであり、糸巻き量も75mと150mで選べるので、様々な要望に応えられるラインナップになっています。

また耐久性も高く、ぼくが今までアジングで使ってきた中で一番長持ちしたPEラインです。

ぼくが使っているのは0.3号の75m巻きです。キャロライナリグで大遠投をしたい方は150m巻きをオススメします。

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PEラインのショックリーダー

先にもお伝えしたように、リーダーの太さを選ぶことができるのがPEラインのメリットの1つです。

そのため、リーダーは0.4号~2.0号まで揃えています。

具体的には、ナイロン製の0.4、0.6号、フロロカーボン製の0.8、1.2、1.5、2.0号を常備しています。

ナイロン製のリーダーは後で解説するエステルラインと共用のリーダーです。

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エステルラインのメリット

エステルラインのメリットはズバリ、「高感度と軽量ジグヘッドの扱いやすさ」です。

エステルの特徴の一つが「硬さ」です。硬いので伸びが少なく、ナイロンやフロロカーボンと比べて感度が高いので、アジ特有のモゾモゾっというアタリもしっかり感じることができます。

比重がフロロカーボンとナイロンの間なので、ジグヘッドからロッドまでのラインが直線に近くなり、ダイレクトな操作感のあるラインです。

ダイレクトな操作感と高い感度は0.4gの超軽量ジグヘッドでも、しっかりと手元に感じることができます。

また、ジグヘッドを深く沈めてもラインがPEのように浮かないので、一定の深さをキープしやすいのもメリットの1つです。

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エステルラインのデメリット

エステルラインほとんどの製品が0.2号~0.4号と細いので、扱いには慣れが必要です。

細くて繊細なラインを扱うには、ドラグ性能のいいリールや、エステルラインのメリットを活かせる繊細で高感度なロッドが必要です。

特に重要なのはリールで、ドラグをフルに活用して魚とやり取りをするので、滑らかに滑るドラグが必要です。

また硬くて伸びがなく一瞬の衝撃に弱いため、ショックリーダーの結束が必要です。

エステルラインはタックルのバランスがとても重要なラインです。

エステルラインはどう使う?

ぼくがエステルラインを使うときは0.2g~2.0gまでのジグヘッド単体でアジングをするときです。

特に超軽量な0.2g~0.6gのジグヘッドを使うときにエステルラインのメリットが活きてきます。

ダイレクトな操作感と高い感度で超軽量ジグヘッドを繊細に扱うことができます。

おすすめエステルライン

ぼくが使っているエステルラインはサンラインの【鯵の糸】の0.2号で、数あるエステルラインの中でも1番しなやかで扱いやすいと感じています。

エステルラインの中では1500円程と高額ですが、240m入っているので、むしろお得なラインです。

ぼくは80mずつ3回に分けて使っています。

 

エステルラインのショックリーダー

エステルラインに合わせるショックリーダーはフロロカーボンが一般的ですが、ぼくはナイロンを使っています。

なぜナイロンを使うのかというと、フロロカーボンのリーダーでは掛けられないような小さなアタリまで掛けることができるからです。

ぼくも初めはフロロカーボンのリーダーを使っていましたが、試しにナイロンを使ったところびっくりするほど掛かるようになりました。

ナイロンラインの伸びがアジのアタリを弾かないようです。

ナイロンリーダーのデメリットは全く感じていないので、エステルラインのリーダーにはナイロンしか使っていません。

ぼくがリーダーに使っているナイロンラインはサンラインの【スーパーZ】です。

太さは0.4号と0.6号を釣れる鰺の大きさに合わせて使い分けています。

50m入って500円ほどで売っているので、お財布にやさしいのも嬉しいですね!

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サンライン(SUNLINE) スーパーZ 50m HG 0.6号
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リーダーの取り付けはエイトノットがオススメで、エステルラインの場合はオルブライトノットなどの巻き回数の多いノットは、かえって強度が落ちてしまいます。

エイトノットのやり方はこちらの動画を参考にしてください。

まとめ

アジングで主流なのはエステルラインとPEラインで、使うジグヘッドの重さや仕掛け、釣り場によって使い分けることができます。

ぼくの場合、0.2g~2gのジグヘッドはエステルラインを使って、2g以上のジグヘッドやキャロライナリグはPEラインを使っています。

PEラインもエステルラインもデメリットがありますが、それを理解して扱えば強力な武器になることは間違いありません。

ライトソルトルアーで使うラインの特徴を解説した動画があるので、そちらもご覧ください。

最後までお付き合いありがとうございました。

suuでした!

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