よく飛んでよく釣れるデュエルのアオリーQロングキャストを徹底インプレッション

定番アオリーQのロングキャストモデル

昔からのエギングの定番といえばアオリーQ。

今ではあまり見ないスイベルアイが付いてグロービーズの目玉のアオリーQが懐かしいです。

その頃のアオリーQはそもそもデュエルではなくヨーズリブランドでしたよね!

思い出話はこのくらいにして、今回は現代のアオリーQのロングキャストモデルをご紹介します。

過去モデルに何度もお世話になった

また少し思い出話になってしまいますが、ヨーズリのアオリーQやアオリーQエース、アオリーQ RSには本当にお世話になりました!

特にアオリーQ RSは廃盤になってしまった時にめちゃくちゃショックを受けたことをよく覚えています。

使いやすさと高い実釣性能を持ったアオリーQシリーズに加わった兄弟「ロングキャスト」。

その実釣性能や使用感など詳しくお伝えさせていただきます。

まずはその実釣性能をご覧あれ

アオリーQロングキャストにヒットした秋のサーフアオリイカ。

サーフでは飛距離が釣果に大きく影響することも多く、ロングキャスト性能はかなりありがたいところ。

 

サーフエギングは風や波の影響を強く受けるため、エギの持っている安定感はとても大切。

フォールが安定しないエギでは釣果に大きな差が出ることが多々あります。

 

秋イカとしてはちょっといいサイズのアオリイカ。

まだまだアオリーQロングキャストで釣れていますが、釣果はこれくらいにしてエギの性能について迫っていきましょう。

アオリーQロングキャストってどんなエギ

ボディ形状は普通のアオリーQ

ボディ形状は現代のアオリーQシリーズと大きく違うところはありません。

若干ですがボディが幅広になっている気もしますが、わずかな差です。

ウェイトは22グラム

一般的なエギのウェイトが18〜20グラムなのに対して、ロングキャストは22グラムと若干重めです。

ボディが少しファットになっている分、わずかながらウェイトが増しているのかもしれません。

純粋に重い方が飛距離が出やすいですよね!

安定フィン付き

EZ-Qフィンプラスなどに搭載されている背中の小さなフィンがロングキャストにも搭載されています。

フィンが水を受けることで、エギのロールを減らし安定感を高めているようです。

船のスパンカーのような役割なんですね!

飛距離計測

平均49.7メートル

アオリーQロングキャストを3投キャストして、その平均飛距離を計測してみました。

ちなみにロッドは8フィート4インチのライトアクションで、PEラインは0.6号です。

  • 1投目・・・52メートル
  • 2投目・・・48メートル
  • 3投目・・・49メートル

平均飛距離・・・49.7メートル

一般的なエギより飛ぶ

同時に計測したパタパタQ3.5号の平均飛距離は44.3メートルなので、アオリーQロングキャストの方が10パーセントほど飛距離が出る結果となりました!

ほぼ50メートルの飛距離はエギの中ではかなり飛ぶ部類だと言えると思います。

ロングキャストの名は嘘ではないようです。

アオリーQロングキャストの使用感

ダート性能GOOD

ロングキャストのダート性能はかなりいいと感じています。

さすがはデュエルといった感じで、キレッキレの幅の広い横っ飛びを見せてくれます。

軽くしゃくるだけでダートしてくれるので、初心者でも簡単にダートアクションが出るはずです。

アクションバランスは7:3くらい

ぼくがもっとも気にするところが、ダートと跳ね上げアクションのバランス。

いくらダートがキレッキレでも、高さを出したい時に出せないのはちょっと使いづらいと感じているからです。

アオリーQロングキャストのアクションバランスはダート7に対して跳ね上げ3くらいのバランス。

ダート寄りですが、比較的使いやすいバランスになっていると感じます。

ただ、この後にご紹介するフォールスピードがちょっと早いのと合わせると、もう少し高さが出たらベストです。

フォールの遅いスローモデルの方がぼくは好きかもしれません。

安定感もいい

フォールの安定感はかなりいい感じ!

フォール中もふらつくことなくドシッとフォールしてくれるのがGOODです。

ファットなボディやフィンの効果なのかもしれませんね!

表記よりフォールが早い気がする

アクションバランスのところで触れたフォールスピードですが、やはりちょっと早めな気がしています。

表記では1メートル沈むのに3.2秒となっていますが、もう少し早いような・・・。

水温や塩分濃度でもフォールスピードは変わるため、絶対にフォールスピードが速いとは言い切れませんが。

でもフォールが早めなのは悪いことばかりではありません。

ノーマルタイプではちょっと釣りにくいけど、ディープタイプを出すまでもないような状況であれば、アオリーQロングキャストはバッチリ使いやすいはず。

また、まだ着底がわかりにくいという初心者の方は、多少早めに落ちて着底感のしっかりしたエギが使いやすいです。

フォールが早いからと悲観せずに、出しどころをしっかりと見極めてあげれば強力な武器になります。

 

高い実釣性能を持ったエギ

アオリーQロングキャストは高い遠投性能に、バランスのいいアクション性能を持っていることがわかりました。

実績も十分に出ているので、アオリーQロングキャストが釣れるエギだということは伝わったのではないでしょうか?

これからも皆さんのフィッシングライフがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。

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