サーフのヒラメにおすすめの実績ルアー4選

突然ですが、ヒラメ釣りって難しいですよね。

確実に毎回ヒラメを釣って帰る人はそう多くはなく、ぼくも多くの方と同じうように苦労しているひとりです。

そんな苦労を重ねてきた結果、最近はかなり打率が上がってきました。

そこで、今回はぼくが使用しているルアー中で、おすすめのルアーをその特徴を踏まえて皆さんにご紹介させていただきます。

なかなか釣れなくて辛い思いをされている方の参考になれば幸いです。

一軍ヒラメルアー

ぼくの一軍ヒラメルアーはそう多くはありません。

多くのルアーを持ち歩くと、現場でどのルアーにするか迷ってしまい、ルアー選択に自信が持てなくなってしまうためです。

現場に持ち込むルアーは多くても7種類。

迷うくらいなら選択肢を減らし、あるルアーの中で工夫しながら釣りを組み立てるのがぼくのスタイル。

今回ご紹介させていただくのは、その中でも実績が高く使いやすい4つのルアーです。

X−80マグナム

サーフではあまり馴染みがないかもしれませんが、かなり使いやすく優秀なルアー。

メガバスから発売されているシンキングミノーで、サイズは115ミリとレギュラーサイズのルアーです。

 

これがX−80マグナムでキャッチした69センチの小座布団ヒラメ。

ココゾという所で力を発揮してくれる、信頼できるルアーです。

動きがヤベェ

X-80マグナムのアクションはハイピッチで振り幅の小さなウォブンロールアクション。

レギュラーサイズのミノーにありがちな、ゆったりノソノソした動きではありません。

使ってみたらその動きの違いに驚くと思いますよ!

ぶっ飛びの遠投性能

X-80マグナムはまるで矢のようにぶっ飛び、抜群の飛距離を叩き出してくれます。

ぼくが以前計測した結果は、平均で64メートルほどの飛距離が出ました。

ただ正直なところ、飛距離はサイレントアサシンやショアラインシャイナーバーティスの方が平均5メートルほど飛びます。

でもその5メートルよりも重要な要素をX-80は持っているんです!

レンジがちょうどいい

X-80マグナムは潜航レンジが1.2メートルほどと、一般的なミノーよりも少し深く潜ります。

遠浅サーフで1.2メートルは深すぎると思われるかもしれませんが、実はこれがちょうどいいんです。

最大で1.2メートルくらいだとすると、ゆっくり巻けばもう少し浅いところを引くことができます。

つまり、遠浅のサーフをゆっくりとボトム付近を漂わせることができるんです!

一般的なミノーではゆっくり巻くと表層しか引けず、ヒラメの捕食エリアに入らないことがあります。

かといって早く巻いてレンジを入れても、速すぎてヒラメが食いきらない。

深めのレンジをゆっくり通せるX-80マグナムはかなり強力な武器になりますよ!

気になる点

X-80マグナムは価格が少し高いのがネック。

サイレントアサシンなどと比べて300円くらい高いので、購入する際に少しためらってしまいます笑

あと、在庫がある釣具店が少ないので、購入するのに苦労します。

ジョルティ

ブルーブルーから発売されているジグヘッドワームのジョルティ。

そのアクションと釣魚性能からかなり人気の高いルアーで、ぼくもジョルティファンのひとりです。

ワームですが、ぼくはミノーの感覚で使っているワームでもあります。

 

ジョルティで釣ったヒラメの中で、もっとも印象的だった一枚がこれ。

ジョルティを喉の奥までガッポリ飲み込んでいました。

相当おいしそうに見えたのかもしれませんね笑

圧倒的な飛距離

たのジグヘッドワームを圧倒するほどの抜群の遠投性能を誇るのがジョルティ。

一般的なジグヘッドワームとジョルティの飛距離を計測したところ

ジョルティ22グラム・・・平均70メートル

一般的ジグヘッド21グラム・・・平均56.3メートル

なんと平均で13.7メートルもジョルティの方が飛ぶという結果が出ました。

ジグヘッドワームで飛距離70メートルはもはや反則レベルです。

アクションがすごい

ジョルティのアクションはボディ全体を小刻みに揺らすハイピッチなローリングアクション。

今までのワームはテールのみが動くものがほとんどでしたが、ジョルティはボディまでしっかりとロールするんです。

いまだかつて、ここまでキレイなローリングアクションが出るワームはジョルティしかみたことありません。

遠浅なら15グラム

ジョルティは重さが15、22、30グラムとありますが、遠州灘のような遠浅サーフでは15グラムでOK。

ただ、爆風や波が高いなど少しハードな状況や水深が深いポイントもあるので、22グラムも持っておくことをおすすめします。

トルクヘッド + トルクシャッド

アルピナというブランドから発売されているトルクヘッドとトルクシャッドのセットがかなりお気に入り。

ジグヘッドの形状やワームのアクションなど、かなり作り込まれていると感じています。

 

こちらはヒラメではありませんが、かなり思い出深い魚。

この日はあまりいい日とは言えず、周囲のアングラーはかなり苦戦している様子でした。

でも、トルクヘッド+トルクシャッドに交換した途端にガッツンガッツンあたり連発。

一回はバラしてしまうも、直後のキャストでこのブリを釣り上げることができました。

ただ、すぐ隣には仲間の釣り師がいましたが、一発もあたりはなかったそうです。

この時、確かにトルクヘッドとトルクシャッドのパワーを感じました。

ジグヘッドの形状が素晴らしい

一般的なジグヘッドよりもアイが少し前寄りについているのが特徴のトルクヘッド。

初めてトルクヘッドをみたとき「これじゃん!」って衝撃を受けるくらい、ぼくの理想のジグヘッドそのままでした。

浮き上がりやすく、スローに攻めることができるジグヘッドです。

強いアクション

ワームはテール部分が大きめなので、リトリーブするとかなり強くブルブルとアクションします。

ヘッドの形状とワームの抵抗が相まって、よりスローに攻めつつ、しっかりとアピールできるセッティングです。

気になる点

ワームの形状なのか、少し飛距離が出ないのが惜しいところ。

上手に投げないと飛行中にクルクル回転して失速してしまいます。

ただ、トルクヘッドを回転させずにキャストできるようになるセッティングがあるので、またご紹介しますね!

ボトムクローザー

トルクヘッド&シャッドと同じ、アルピナさんが出しているボトムクローザー。

独特なメタルジグなのですが、これがかなり優秀なんです!

 

ボトムクローザーを喉の奥まで飲み込んだヒラメ。

沖の第3ブレイクの外側で食ってきました。

 

この掛かりがボトムクローザーの真骨頂だとぼくは感じています。

飛距離がエグい

ボトムクローザーの凄さのひとつはその飛距離。

30グラムですが、ぼくがキャストして100メートル近く飛びます。

ミノーやワームでは探れない沖のヒラメでもボトムクローザーなら狙うことが可能です。

アクションがいい!→結果バレない

ボトムクローザーのアクションは他のメタルジグとは少し違います。

ジグというよりも、シンキングペンシルに近いようなスイングアクションのジグです。

動きすぎないので、ヒラメが食う際のミスバイトが少ないと感じています。

それこそがボトムクローザーの素晴らしい点。

遠投なら他のメタルジグでもできますが、アクションが大きすぎるとヒラメのミスバイトが増えたり、外掛が多くなってしまいがちです。

魚のバレる原因のほとんどが外がかりで、口の中に掛かったらほとんどバレることはありません。

レンジキープしやすい

サーフで人気の飛びすぎダニエルやビーチウォーカーフリッパーなどは、遠投できて釣れるメタルジグで有名です。

でもどちらのジグも浮き上がりやすく、ただ巻きではヒラメの捕食範囲から外れてしまう場合があります。

ボトムクローザーはかなり浮き上がりにくいため、ただ巻きでもしっかりとボトム付近をキープすることが可能です。

風が強くてジグの着底を感じられない状況でも、ボトムクルーザーはしっかりと底付近を誘うことができます。

ヒラメは変化している

ひと昔前のヒラメはミノーをグリグリ巻いているだけでも十分に釣れましたが、現代のヒラメはそう簡単には釣れてくれません。

昔よりも人的プレッシャーが上がり、ヒラメが捕食のために追う範囲や距離が短くなっていると感じています。

変化するヒラメに合わせてアングラーも変化していかないと、今後ヒラメに出会う確率は下がっていく一方です。

皆さんも現代のヒラメ釣りに有効だと思えるルアーを探してみてください。

3 件のコメント

  • いつも何処でヒラメ釣りをしていますか?
    自分は浜岡、清水三保海岸等でしているのですが一回も当たった事がありません
    教えて下さい

  • いつも何処でヒラメ釣りをしていますか?
    自分は浜岡、清水三保海岸等でしているのですが一回も当たった事がありません
    教えて下さい

    • コメントありがとうございます!
      ぼくは遠州の浜岡周辺や安倍川河口、久能あたりで釣りをすることが多いです。
      ヒラメはタイミングや運の要素が大きいので、諦めずに通うことが大切だと思います。
      諦めずに通い込んで釣り上げた一尾の喜びは格別です。
      頑張ってください!

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