こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!
日本で最大のフィッシングイベントであるフィッシングショーが終わり、様々なメーカーの新製品が公開されました。
釣具の進化はとてもめざましく、一昔前では考えられないような性能を備えた釣具が毎年のように新しく登場します。
特にここ数年で脚光を浴び始めたのが「フッ素コートフック」です。
針の表面をフッ素のコーティングで覆うことで滑りがよく、刺さりやすいといううたい文句で販売されています。
流行りはじめたのはルアー用のトリプルフックに採用されたのがきっかけで、今ではエサ釣りの針にも多く採用されているコーティングです。
しかし、実際に刺さりがいいものなのでしょうか?ぼくたちはメディアに踊らされているだけではないのか?
ということで、今回はフッ素コートは本当に刺さりがいいのか、検証していきます!
検証に使う針は?
今回バトルに参加する(検証する)針たちはこちら!
- リューギ ピアストレブル
フッ素コートの流行の立役者ともいえるトリプルフックです。
- カルティバ スティンガートレブル46
ソルトルアーフィッシングではもっとも一般的で、釣り人から長く愛されつづける定番トリプルフック。
どちらも同じ大きさの#4番を使っての検証です。
この二つの針でどちらが刺さりがいいかバトルさせてみます。
検証方法
適当な糸を30cmほど用意して、糸の両端にそれぞれのフックを結びます。
糸の真ん中あたりにカラビナを通したら完成!!!
段ボールの上面に針先をひっかけ、カラビナを下にまっすぐ引っ張ればどちらのフックにも均等に力が掛かるしくみです!
ゆっくりと下にまっすぐ引張り、どちらが先に根元まで刺さるかを3回試して判断します。
より早く刺さったほうが刺さりやすい、刺さりがいいフックということです!
左がピアストレブル、右がスティンガートレブル
検証スタート!!!
1回目
リューギの勝利!ピアストレブルのほうが早く刺さりこみました!
刺さり心地はザクっと簡単に貫通する感じ。
2回目
またしてもピアストレブルの勝利!
スティンガートレブルはカエシ部分で止まってしまっています。
3回目
やはりピアストレブルの勝利です!
スティンガートレブルはどうしてもカエシ部分でストップしてしまい貫通することができませんでした。
結果
なんと3回ともピアストレブルのほうが先に刺さりこむという結果でした!
フッ素コーティングのフックはやはり刺さりやすく、軽い力でフッキングすることができるようです。
そのため、大遠投した先やルアーを深く沈めたとき、やわらかい竿でもしっかりとフッキングすることができます。
自然相手の釣りなので絶対に掛かるわけではありませんが、フッ素コーティングのほうが貴重なチャンスをものにできる確率は上がるかもしれません。
まとめ
釣りにおいて魚にもっとも近い部品である「ハリ」。
少しこだわってみると新しい世界が見えるかもしれませんよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
皆さんのフィッシングライフがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。
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