こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!
今年はヤリイカの当たり年のようで、駿河湾や相模湾でヤリイカがたくさん釣れています。
ここまで釣れ続く年はぼくの経験上初めてのことで、いつもは2月に入ると釣れなくなるのが普通でした。
しかし今年は3月に入っても各地で釣果があがっています。
味がいいことで知られるヤリイカの捌き方はとても簡単!
そこで今回は釣ったヤリイカを美味しくいただくために、捌き方を皆さんにご紹介します!
ヤリイカとは?
ヤリイカはヤリイカ科に属するイカの一種。ケンサキイカとは別属である。(Wikipediaより)
ヤリイカとケンサキイカは見分けるのがとても難しイカですが、触腕の違いで見分けることができます。
触腕とは10本の足のうち2本の長い脚のことで、捕食をするときに触腕を伸ばしてエサをキャッチします。
ヤリイカの触腕は細く短いのに対して、ケンサキイカの触腕は太く長く先端部分が太くなっているのが特徴です。
ヤリイカの捌き方
今回使うヤリイカはぼくが以前釣ってきたものを冷凍保存していたもの。
冷凍庫で眠っていたので新鮮なものと比べて色が悪いですが・・・。
新鮮なヤリイカはもっと白く透き通ったきれいな色をしていて、コリコリとした食感と甘みのある身が本当においしいです!
刺身用
まずはエンペラが付いているほうを上に向けて、胴体に縦に包丁を入れて骨を取り除きます。
骨を取り出したら胴体を開き、頭を上に持ち上げるようにして頭と内臓を取り除きます。
頭も食べられるので置いておきましょう。頭の捌き方は後程。
まずは胴体から捌いていきます。
開いた胴体にはエンペラと皮が付いているので、包丁の切り口から指を入れて皮を剥ぎます。
皮とエンペラはくっついているので、皮と一緒に剥いでしまいます。
皮とエンペラを剥がしたら、身を裏返して薄皮を剥いでいきます。
薄皮を剥がすことで身の歯触りがとてもやわらかく歯切れがよくなるので、とても重要な作業です。
身の水分をきっちり拭き取ってからキッチンペーパーなどでつまみながら剥いでいきます。
剥がれにくい所はゴシゴシと擦ると剥ぎやすいですよ!
薄皮が剥がれたら、適当な大きさに切って刺身用ヤリイカの完成です!
写真の一番右の部分は刺し身にするときにいらないのでカットしてしまします。
もちろん食べられる部分なので、取っておきましょう!
刺身のほかにも湯引きやバター炒めにしても美味しいですよ!
イカリング用
まずはエンペラが付いている方を上に向け、頭と胴体の隙間から指を入れます。
胴体と頭が繋がっている部分があり、その部分を指で引き剥がしてください。
指で簡単に剥がすことができ、そうすると頭を胴体から外すことができます。
頭を取ったら骨も同時に取り外してください。指でつまんで引っ張れば簡単に外れます。
次にエンペラと皮を剥いでいきます。
エンペラの裏に指を突っ込んで、そこから少しずつエンペラごと剥いでください。
最後は靴下を脱がすような感覚でずるっと剥けます。
皮が剥けたら胴体の中を流水で洗い、もし内臓が残っていたら取り除いてください。
5~10ミリくらいの食べやすい大きさに輪切りにすればイカリングの完成です!
イカリングのフライの作り方はこちらで美味しそうな作り方を見つけたので、参考にしてみてください!
頭とエンペラの捌き方
頭の捌き方
イカはほとんど捨てるところがない食材で、頭も食べることができます。
まず頭についている内臓を取り除く作業です。
内臓の両脇に食べられる身が付いているので、内臓から剥がします。
手で簡単に剥がすことができ、両脇とも剥がしたら内臓の付け根に包丁を入れて切り離します。
内臓を取り除いたら頭を裏返し、縦に包丁を真ん中まで入れて頭を開きます。
イカの目は食べられないので指で取り除き、くちばしと呼ばれるイカの口部分も取り除きます。
あとは食べやすい大きさに切り分ければ完成です。
ゲソは胴体とは違ったコリコリシャキシャキとした食感でとてもおいしいです!
ぼくは湯引きにして食べるのが特にお気に入り!唐揚げなんかもGOOD!
エンペラの捌き方
エンペラにはまだ皮が残っています。
手で取れる分はひっぱって取り、手でとれない分は包丁の背でしごくと皮を引き剥がすことができます。
まとめ
ヤリイカはとてもおいしいイカで、高級なアオリイカと並ぶ人気のイカです。
イカは捨てるところがほとんどないので、ヤリイカを捌くときはこの記事を参考に美味しく料理してください!
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