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悟空バズーカ110SF & 127SF
皆さんは悟空バズーカというミノーをご存知でしょうか?
まるで漫画の主人公のような、必殺技のような名前のこのルアー。
昔シーバス界でかなり流行ったルアーなので、シーバスアングラーの多くの方は聞いたことがあるはず。
めちゃくちゃ釣れる!
ぼくはこの悟空バズーカが大好きで、シーバスだけでなくサーフのヒラメでも使用しているほど。
本当に使いやすくてよく釣れる悟空バズーカ。
今回はそんな悟空バズーカについて皆さんにご紹介いたします。
悟空バズーカの実力がこれ
ナイトサーフのコノシロパターンでヒットしたグッドサイズ。
コノシロの群れの上をゆっくり通していたところ、ガッツリ食ってくれました!
こちらもナイトサーフでの釣果!ヒラスズキにも悟空バズーカは有効です。
こちらは東京湾のウェーディングシーバス。
ランカーにはちょっと届きませんでしたが、極太の超パワフルシーバスでした!
こちらは夕暮れ直前の波打ち際バイト!
ヒラスズキはよく引いて面白い!
夜明け前薄暗い時間にヒットしたヒラメ!
波打ち際で引き波に乗ってブルブルっとしたところでヒット!
極め付けはこちらのヒラメ!
ひとつ前のヒラメが釣れた次の一投でヒットしたグッドサイズです。
どちらのヒラメも波打ち際で引き波に乗ったタイミングでのヒットでした。
悟空バズーカはシーバスにヒラメに本当によく釣らせてくれます。
皆さんにも少しは悟空バズーカの実力が伝わったのではないでしょうか?
どんなルアー?
口をあんぐり開けたような顔
顔まわりはなんとも特徴的な顔つきをしています。
口をガバッと大きく開いたようなリップ部は、イワシがプランクトンを食べるために口を開けているのに似ていなくもないです。
少なくとも、現代の一般的なルアーとはかけ離れたデザインであることは間違いありません。
サイレントな重心移動
悟空バズーカは重心移動システムが搭載されていますが、この重心移動システムがすごいんです!
マグネットでウェイトを固定するタイプなのですが、マグネットがめちゃくちゃ強力で、ラトル音が全くありません。
重心移動なのに固定重心と変わらないサイレントさ。
現代はサイレントアサシンやショアラインシャイナー、メガバスのLBOなど、音がしない重心移動は増えてきましたが、悟空バズーカが発売された当時は革新的な構造だったと思います。
悟空バズーカの使用感
グリングリンしたアクション
悟空バズーカのアクションはかなり派手なウォブンロール。
ボディ全体をグリングリンひねるような激しいアクションです。
ルアーを引く手元にもブルブルとした強いアクションが伝わってきます。
スローでローリング
スローで巻くとウォブリングが入らず、フルフルとしたローリングアクションとなります。
早く巻いた時とは打って変わってかなり大人しめなアクション。
手元にも動いている感覚はほとんど伝わってきません。
潜行深度は〜20センチくらい
悟空バズーカは水面直下〜20センチくらいまでのサブサーフェイスルアー。
スローでは水面直下で、ミディアムリトリーブでは20センチくらい潜ります。
ただ、悟空にはシンキングモデルもあったりするので、全て悟空に当てはまる潜行深度ではありません。
引き抵抗はかなり強い
グリングリンしたウォブンロールアクションをさせている時は、びっくりするほど引き抵抗が強いです。
ウォブリングさせないように巻くためには、かなりスローリトリーブする必要があります。
スローリトリーブの際はほとんど引き抵抗を感じませんが、ひとたびウォブリングが入るスピードになると引き抵抗が劇増しです。
悟空バズーカの使い方
ただ巻きが基本
悟空バズーカの基本的な使い方はただ巻きです。
河川であってもサーフであってもただ巻きで攻略するルアーです。
細かいロッド操作はいらないので、巻くことに集中すればOK。
ブルブル手に感じないことが大切
個人的にめちゃくちゃ重要だと思っているのが、手元にブルブルとした引き抵抗を感じないこと。
え?せっかくアピール力が高いウォブンロールを持っているのに使わないの!?と思われるかもしれません。
もちろん使わないわけではありませんが、スロー引きをメインに使った方がルアーの持ち味を活かせると感じています。
スローとはどれくらいかとうと、強いブルブルを感じないギリギリくらいのスピードです。
川の流れや潮の流れの速さによってブルブルしないスピードは変わってくるので、その日その場所に合ったスピードを見つけてくださいね!
ブルブルした時に食ってくる
悟空バズーカに魚が食ってくるタイミングはルアーがブルブルしているときです。
は?お前さっきブルブルしないスロー巻きがいいって言ったじゃねーか!とツッコミが聞こえてきそうですが、本当にブルブルしている時に食ってくるんです。
詳しく説明すると、スローで巻いてきたルアーが急にブルブルっと激しく動いた”変化のタイミング”で食ってくるんです。
ずっとスローに巻いてきたとしても、波や風、流れの変化によってルアーに掛かる水圧は変化します。
不意にルアーへの水圧が変化して、ブルブルっと動いた瞬間が魚のスイッチが入る瞬間なんです。
特に動きが変化するような流れの変化の場所は魚が餌を待ち伏せする場所。
近づいてくるルアーを見ていた魚は、そこに差し掛かった途端にブルブルっと動きが変わったら。
ぼくが魚なら絶対食っちゃいます。笑
実際シーバスもヒラメも動きの変化のタイミングで食ってくることが本当に多いです。
悟空バズーカの凄さを体感してほしい
悟空バズーカは本当によくできた超優秀ルアーです。
使い方に癖はありますが、マスターしてしまえばめちゃくちゃ強い武器となります。
悟空バズーカを知らなかったという方は、この機会に使ってみてはいかがでしょうか?
あまり売っていないルアーなので、中古コーナーで探すといいですよ!
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