【単色編】スレッドの巻き方を超丁寧に解説~オリジナルロッドの作り方~

こんにちは!六畳一間の狼のSUUです!

ロッドビルディングにおいて花形と言っても過言ではない工程。それが「スレッド巻き」。

竿の印象を大きく変える部分であるスレッドはとても重要な作業ですが、慣れが必要な難所でもあります。

人に教わろうにも、竿を自作している方はごくごく少数でなかなか教わることもできませんよね。

そこで、今回はスレッドの巻き方を画像で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください!

スレッドとは

ガイドを止めたりする際に使用されるポリエステル製の糸のこと。

ガイドはほとんどのものが糸で巻いた上からエポキシ系のコーティング剤を乗せることで固定しています。

糸にコーティングを乗せることで、まるで塗装のような美しい発色を得ることができます。

スレッドの巻き方【単色編】

マスキングして巻く範囲を決める

まずはスレッドを巻きたい部分にマスキングテープを貼り、二つのマスキングテープの間にスレッドを巻いていくという印にします。

抜き糸を用意する

スレッドをあらかじめ15cmほど切っておきます。この糸は最後に使うのでなくさないように隅に置いておきましょう。

(今回は写真でもわかりやすいように極端に太い糸を使用します)

スレッドの巻きはじめ

スレッドは下から上に向かって巻いていきます。写真の上が竿の穂先側です。

スレッドの端の糸が上に来るようにくるっと竿に巻き付けます。

ワンポイントアドバイス:必ず端の糸が上に来るようにしてください。

 

ボビンに繋がっている元のほうのスレッド(写真右の糸)を、端の糸にクロスさせて上から押さえつけるようにします。

 

押さえつけたところから巻きはじめますが、写真のように左手の人差し指でスレッドが緩まないように押さえながら慎重に巻いていきます。

親指も使いながら緩まないように作業しましょう。

ワンポイントアドバイス:押さえながら巻くのは大変ですが、押さえている人差し指の上で竿を転がすようなイメージで巻いていくと巻きやすいと思います。

 

緩まないように3周巻ければ一安心。

摩擦が効いてズレにくくなっているので、押さえの人差し指を離しても大丈夫。

 

3周巻けたら端の糸を短くカットして巻き進めていきます。カットはギリギリでなくても大丈夫。

巻き進める

初めのうちはゆっくりと慎重に巻き進めていきましょう。

キレイに巻くコツは少し下に引っ張る感じにすると密に隙間なく巻き進めることができますよ!

糸の張り具合も一定に保った方がキレイに巻くことができます。

張り具合に差があるとスレッドの濃い所と薄い所ができてしまい、まだらなスレッドになってしまいます。

ワンポイントアドバイス:スレッドは少し下に引っ張りながら、張り具合は一定に!

抜き糸を挟む

スレッド巻きの残りが5㎜くらいになったところで、初めに作った抜き糸を二つ折りにし、折った先端を上に向けて挟み込みます。

この時、スレッドが緩まないように左手の親指でスレッドを押さえてください。

ワンポイントアドバイス:抜き糸はスレッドを押さえている親指の下に滑り込ませるようにすると挟みやすいですよ!

 

上まで巻ききったらスレッドを5~10㎝くらい残してカットします。

端糸の処理

カットしたスレッドの先端を抜き糸の輪に入れ、抜き糸の下の2本をゆっくりと引っ張ります。

この時も左手親指はスレッドが緩まないように押さえていてください。

 

抜き糸が巻いたスレッドの縁ギリギリまで来たら止めます。

ここまで引っ張ると摩擦でスレッドが緩みにくくなっているので、押さえの親指を離しても大丈夫。

抜き糸を抜く

残っていたスレッドを抜き糸ギリギリのところでカットします。

ギリギリでカットすることが大切で、長めに残してしまうと仕上がりの美しさに悪影響を及ぼすので注意してください。

 

抜き糸を下に向かって引張り、抜き糸を抜ききってしまいます。この時少し力が必要ですが、強めに引っこ抜いてしまってOK。

すると、スレッドの端の糸がスレッドの下に巻き込まれて糸止めが完了です!

スレッドをならす

スレッドの糸止めが完了したらドライバーやボールペンなど丸いものを使ってスレッドを擦ります。

擦ることによってスレッドの隙間や凹凸がなくなり、一体感のある美しいスレッドに。

完成!

今回はわかりやすくするために太い糸を使用しました。

実際のスレッドで巻くとこんな感じ。

テープを貼ってあるように見えるかもしれませんが、正真正銘スレッドを巻いています。

今回はもっとも基本の単色のスレッドの巻き方をご紹介しましたが、スレッドの巻きはじめと抜き糸を使った巻き終わりはどんなスレッドでも共通です。

ピンラインを入れる場合や螺旋巻きなどはすべてこの巻き方の応用なので、基本の単色巻きをしっかりとマスターしておきましょう!

まとめ

美しいスレッドを巻けるようになるには、手順とコツを覚えることはもちろんですが練習も必要です。

練習を重ねながら、自分なりのやり方を見つけてもいいかもしれませんね!

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