【捌きにくさS級】八丈島で釣ったイシガキフグを食べてみた。お味はいかに?

こんにちは!suuです!

 

今年の夏は人生で初めて八丈島に遠征し、本州ではなかなか味わうことのできないダイナミックな釣りを経験してきました。

その時の様子は短縮して見やすい長さにしてYouTubeに投稿されています。

びっくりするような大物や怪獣のような魚まで出現します。

【夜の八丈島前編】メーター越えの怪魚?!

 

【夜の八丈島後編】怪獣の巣?!肉食魚パーティ

 

夜の八丈島は怪獣の巣窟で、ぼくたち人間が立ち入ってはいけないような恐怖を感じるほどでした。

もしあの水中に潜ったらどうなってしまったのか・・・。なんて想像してしまいます(笑)

 

イシガキフグは無毒で食べられるらしい

愛嬌のあるような、でも気持ち悪いような、キモカワなイシガキフグ。

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調べたところ無毒なので軽いノリで食べることにしました。

しかし、食べるとめたことを後悔するほど捌くのが大変だったので、今回はその様子をレポートします。

イシガキフグとハリセンボンの違い

イシガキフグは全身ハリで覆われていてハリセンボンと非常に似ていますが、膨らんでもハリセンボンのようにトゲトゲとハリが立つことはありません。

胸ビレに黒い斑点があるのも、ハリセンボンと見分けるポイントのようです。

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いざ、イシガキフグを捌く。

まずはトゲトゲの皮を剥いでいきます。正しいやり方がわからなかったので、カワハギのように口から剥ぎました。

口の周りに切れ目を入れて、包丁を突っ込んで少しずつ剥がします。

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皮を剥ぐ作業がとても大変で、皮が硬くトゲもあるので包丁が全く進まない上に、包丁を入れようと力強く皮を掴むとトゲが指に刺さります。

包丁は進まないし、力を入れるととげが刺さっていたい・・・。

特に大変なのが目の周りやヒレの周りで、皮が非常に強力にくっ付いているので手で強く引いても剥がれてくれませんでした。

指にブスブスと棘が刺さるのを我慢して流血しながら捌い終わりました。辛かった・・・。

今回は何とか包丁だけで剥がすことができましたが、30分ほどかかってしまいました。

キッチンバサミがあると作業が絶対に楽になります!次は必ず準備します!

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とても驚いたのが、体の大きさに比べて身の量がたったのこれだけで、全身のほとんどが内臓と頭が占めていました。

捌くのにあんなに苦労して痛い思いもしたのに、食べられるのがこれだけとは。とほほ・・

イシガキフグのお味は?

イシガキフグの調理方法をネットで検索したところ、頭が非常にいい出汁が出るとのことだったので、お頭を使ってお味噌汁を作ることにしました。

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熱湯を掛けヌメリをとってから、弱火で出汁を取っていきます。

沸騰させないようにしながら、沸騰する寸前で火を止め、お味噌を溶かして完成です!

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頭が大きすぎてお味噌汁の半身浴状態になってしまい、見た目が少し悪いです。

しかし、見た目に反して味はとてもよく、臭みの全くない上品な出汁がでて、正直びっくりしました。

身は淡白で、トラフグに近いしっかりした食感でとてもおいしい身です。

イシガキフグはとてもおいしい魚ですが、捌く苦労の大きさのわりに食べられる身が非常に小さいので、費用対効果の面でみると少し微妙な気もします。

しかし、上品な出汁やトラフグそっくりの身は非常においしいので、もし釣れたら食べてみてはいかがでしょうか?

キッチンバサミは忘れずに!(笑)

 

最後までお付き合いありがとうございました!

suuでした!

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